乗りテツ旅行会メンバーの賀籠六 宏太(かごろく こうた)です。
今回は、私が企画した【東京フリーきっぷで行く駅名しりとり対決旅】のイベントレポートをさせて頂きます。よろしくお願いしします。
今回で、駅名しりとりとしては4回目の開催であり関東旅行会冬の風物詩になりつつあります。
昨年の3月に開催した【東京フリーきっぷを使ってスタンプラリー対決旅】でも使用した東京23区内で使用できる【東京フリーきっぷ】が使えるエリアの各駅・一部のバス停でしりとりを繋ぎ、ゴール駅を目指すルールで開催しました。
しりとり以外の要素として、今回も20か所のミッションポイントを設置して、ミッションもやりつつ、しりとりを繋いでいくという壮大なゲームになりました。
また、今回は乗りテツ旅行会関東旅行会で私の右腕的な役割を果たして頂いている長谷川さんにゲームマスターになって頂き、チームの進捗状況などをチャットで報告して頂きました。長谷川さん、ありがとうございます。
当日は、大盛況で充実した1日を過ごすことができたので、このイベントレポートを読んでぜひ次回は参加して頂けると嬉しいです。
当日は、賀籠六含めて9名のメンバーが参加されました。
関東地区で開催した駅名しりとりでは、過去最大の参加者になりました。参加者は、大部分は関東地区の参加者でしたが、一部関西や四国からの参加からこのイベントに参加するために来て頂いたとのことで大変嬉しく思います。
また、初参加者の方もいらっしゃり、昨年以上に関東旅行会のイベントも認知度が上がってきたのかなと思いました。
今回は、主催者ですがゲーム進行は長谷川さんにお任せしフォロー役に徹しました。ゲームマスターもゲームに参加し、3人ずつの3チームで対戦しました。
※Aチーム3名・Bチーム3名・Cチーム3名。賀籠六はCチームに参加。

ルールの概要
制限時間内に東京フリーきっぷで使用できる駅をしりとりで繋いで移動します。
また、しりとりとは別に小西さんが実施している鉄道史跡ミッション対決旅のようなミッションも用意。しりとり以外でも高得点を狙えるゲーム仕立てにしました。
スタート地点は、集合場所の東京駅でルーレットを回してスタート地点を決めました。ちなみに、今回は
Aチームが葛西駅(かさい)、Bチームが北綾瀬駅(きたあやせ)、Cチームが(六本木駅(ろっぽんぎ)になりました。
ゴールは、大門駅(だいもん)としました。
駅名しりとりなので、どこに行くのかはしりとり次第。二手先、三手先を読む頭脳プレーも必要となり、頭をフル回転させる必要があります。
今回は、ルール変更が何点かあり、以前の駅名しりとりで採用されていたスマホでの経路検索は禁止としました。また、他の交通機関が使用できる「お助けカード」今回はなしとしてあくまでも【東京フリーきっぷ】を使用できる交通機関のみとしました。

ルール説明や作戦会議などをしたのちに、9時30分にゲームがスタートしました。
ここからは、各チームがどのようなコースをたどったのかを報告します。
Aチームの移動コースとスコア
○・・しりとりの駅
◎・・ミッションの駅、地点
○葛西(かさい) スタート駅
◎地下鉄博物館内に入館し保存されている1001系を撮影 80点
↓
◎西船橋 都外の駅名標の撮影 60点
↓
◎本八幡 都外の駅名標の撮影 20点
※本来なら、60点であるがペナルティにより20点に減額
↓
◎東大島駅の小松川口と大島口の両入口での撮影 70点
↓
◎城東電気鉄道砂町線跡の車輪のモニュメントの撮影 100点
↓
◎秋葉原のミルクスタンドで1本完飲 30点

↓
◎万世橋駅跡の撮影80点
↓
〇岩本町(いわもとちょう)10点
↓
◎上野検車区内の踏切撮影 70点
↓
〇鶯谷(うぐいすだに)10点
↓
〇日暮里(にっぽり)10点
↓
〇両国(りょうごく)10点
↓
〇九段下(くだんした)10点
↓
◎中央線グリーン車に乗車 100点

↓
◎昼食 荻窪 50点
↓
◎旧新橋停車場跡の撮影 70点
↓
◎浜松町の小便小僧の撮影 30点
↓
〇大門(だいもん)ゴール駅
計810点
Aチームは、しりとりよりもミッションの数で大量得点を挑みました。
また、ミッションも高得点で獲得できるものではなく、70~100点程度のミッションを数多くこなしているのが印象的でした。ミッション数も12個と全チームの中で多くチャレンジして獲得していました。
しかし、都外の移動である西船橋駅から本八幡駅の移動では最短で移動できるJR総武線が東京フリーきっぷでは23区内の小岩駅までしか行けないため、使う場合は東西線・大江戸線・都営新宿線と1時間以上かけて大きく迂回しなければなりません。にも関わらず、20分以内にミッション達成の報告がチャットに連絡がありおかしいと思い、チームリーダーに説明を求めたところ、やはり最短で移動できるJR総武線で移動していることが判明しました。ゲームマスターと私と協議をし、今回は初回ということもありペナルティで獲得点数を本来は60点のところ、20点獲得ということにしました。確かに、東京フリーきっぷで乗り入れている路線が都外まで乗車できるなら、接続路線も使用できると勘違いするのも無理はないので、今回はこのような処置にしました。これが、乗り入れ路線が多い東京の罠だなということが痛感するできごとでした。
Aチームは、ペナルティがあったのにも関わらず810点という高得点を獲得しました。
Bチームの移動コースとスコア
〇北綾瀬(きたあやせ)スタート駅
↓
◎亀有駅前商店街にあるこち亀の銅像撮影 150点

↓
〇千駄木(せんだぎ)10点
↓
◎上野 昼食 50点

↓
◎上野検車区内の踏切撮影 70点
↓
〇京橋(きょうばし)10点

↓
◎和光市 都外の駅名標の撮影 60点
↓
〇新庚申塚(しんこうしんづか)20点
↓
〇神田(かんだ)10点
↓
◎浜松町の小便小僧の撮影 30点
↓
〇大門(だいもん)ゴール駅
計380点
Bチームは、乗りテツ旅行会のイベント自体初参加の方が2人いるチームだったこともあり、380点と他のチームに比べてスコアはあまり伸びませんでした。
しかし、参加者の方は今回のゲームがかなり楽しかったようで、またこのようなイベントがあったら参加したいと仰っていたので、勝ち負けよりも主催者として楽しんでくれたことが何よりうれしかったです。しりとりでは、きちんとゴール駅の大門(だいもん)駅に繋ぎ時間内にゴールできたので良かったです。
Cチームの移動コースとスコア
〇六本木(ろっぽんぎ)スタート駅
◎六本木駅の地上駅看板の撮影と駅ホームの駅名標の撮影 70点
↓
◎旧新橋停車場跡の撮影 70点

↓
〇清澄白河(きよすみしらかわ)10点
↓
◎城東電気鉄道砂町線跡の車輪のモニュメントの撮影 100点
↓
◎門前仲町 昼食 50点
↓
◎越中島駅の地上駅名看板の撮影 70点
↓
〇若洲キャンプ場(わかすきゃんぷじょう)70点

◎東京ゲートブリッジ撮影 200点
↓
◎辰巳駅構内にある干支のフォトスポット前で撮影50点

↓
〇牛込柳町(うしごめやなぎちょう)10点

↓
〇牛込神楽坂(うしごめかぐらざか)10点
↓
〇春日(かすが)10点
↓
◎秋葉原のミルクスタンドで1本完飲 30点
↓
〇神田(かんだ)10点
↓
◎浜松町の小便小僧の撮影 30点
↓
〇大門(だいもん)ゴール駅
計770点
そして、主催者の賀籠六が参加したCチームですが最後の最後まで粘り、時間ギリギリにゴール駅に到着しました。主催者とゲームマスターが、一番遅くまでゲームを目一杯楽しんでいました。
ミッションもしりとりもそれなりにこなし、Aチームには及びませんでしたが
10個のミッションに挑戦し、中には高得点である200点獲得できるミッションもチャレンジしました。ただ、200点のミッションということもありかなり労力がかかり、ミッションがある若洲キャンプ場バス停までのバスが1時間に1本しか走っていない路線であるため、途中のバス停から2キロの道のりを歩いで移動しました。
他のチームメンバーも、嫌な顔をしないで楽しく会話をしながら歩きましたので思ったよりも楽に歩けました。しかも、そのバス停はしりとりでもつながるバス停であったので更にしりとりの点数である70点を獲得、計270点という高得点を1か所のバス停で獲得することができました。
結果は、最後までミッションやしりとりなどポイント獲得に挑み続けましたが770点獲得とAチームに一歩足りませんでした。
結果
いつもでしたら、先着チームには先着ボーナスのルーレットを回してもらう予定でしたが、今回は先着チームが一番獲得したAチームであったのでルーレットを回す必要がなくAチームが810点で優勝しました。
Aチームには、地下鉄有楽町線開通50周年記念のIC乗車カードのタッチアンドゴーのケースを贈呈しました。
最終順位は以下のようになりました。
①Aチーム 810点
②Cチーム 770点
③Bチーム 380点
主催者の講評
今回は、関東で開催した駅名しりとりでは多い3チームの対戦で行った駅名しりとり対決旅ですが、今年も大盛況で幕を終えました。
参加者からも、大絶賛の評価でまたやりたいという声もたくさんあがりました。
今回は、遠方からの参加者も参加されるとのことで下見や準備も何日も重ねて、当日のイベント開催を迎えました。
結果は、その準備作業が報われ大成功に収めることができたので改めて開催してよかったと思いました。参加していただいたメンバーの皆様、お疲れ様でした。
ただ、今回最初は予定を合わせていたメンバーが急用で参加できないメンバーも大勢いらっしゃったので、次回も来年新春に駅名しりとりを開催したいと考えていますので、今年よりも更に楽しくなるイベントになるようにまた開催時には準備作業を重ねていきたいと考えています。今回参加できなかったメンバーの皆様も次回は参加していただけたら嬉しいです。
また、今年は前々から計画していた東海地方で駅名しりとりを開催したいと考えていますので、是非都合つけてお越しください。
長文にわたるイベントレポートを読んでいただきありがとうございました。次回も、楽しい企画を提案し実施していきたいと考えていますので今後もよろしくお願いいたします。
賀籠六 宏太 寄稿