熊本県南部の人吉盆地を走るローカル線・くま川鉄道の観光列車「田園シンフォニー」は、その名の通り、ベートーベンの交響曲「田園」をBGMに聴きながら美しい田園風景が楽しめる素敵な列車です。夏休みのある日、鹿児島へ帰省していた私たち家族4人(娘2人)と私の妹、おじいちゃん、おばあちゃんの7人で乗ってきましたが、おしゃれな車両とさまざまなおもてなしで子どもたちは大はしゃぎでした。そんな夏の思い出とともに、家族旅行におすすめのポイントをお伝えします。
※ この記事は2016年8月の体験記です。くま川鉄道は令和2年(2020年)7月豪雨で一部区間が不通となっています。
「田園シンフォニー」が走る人吉ってどんなところ?
湯けむりの城下町・九州の小京都=人吉
観光列車「田園シンフォニー」のお話しをする前に、舞台となる人吉(ひとよし)を紹介します。
熊本県南部の山々に囲まれた人吉は温泉で有名な観光地ですが、温泉のほかにも、日本三大急流のひとつに数えられる球磨川を船でくだる「くま川下り」、特産品の「球磨焼酎」などがあり、歴史を感じさせる街並みは「九州の小京都」と呼ばれています。
そんな人吉で、最近とくに注目されているのが鉄道です。
大人も子どもも楽しい鉄道王国=人吉
鉄道ファンに人気の肥薩線
100年以上前に開通した肥薩線(ひさつせん)は鉄道ファンに絶大な人気があり、なかでも人吉駅から鹿児島県の吉松駅までの山越え区間には、急勾配を緩和するために設けられたループ線とスイッチバックがあることや、日本三大車窓のひとつといわれる霧島連峰の雄大な眺めで知られています。
SLや観光列車が目白押し
人吉には、JR肥薩線とくま川鉄道をあわせて4つもの観光列車が出入りしています。
- SL人吉(JR・熊本~人吉)
- いさぶろう・しんぺい(JR・熊本~人吉~吉松)
- かわせみ やませみ(JR・熊本~人吉)
- 田園シンフォニー(くま川鉄道・人吉温泉~湯前)
運転日が異なるため、同じ日に4つの列車を見られるとは限りませんが、これほどの数の観光列車が集結する場所は全国でも人吉くらいです。
老舗の駅弁当屋と伝統の立ち売り
人吉駅前にひときわ目立つ「汽車弁当」の看板。これは人吉駅の有名駅弁「栗めし」「鮎めし」などを製造販売している人吉駅弁やまぐちの建物です。
JR肥薩線・人吉駅のホームでは全国的にもめずらしくなった、駅弁を立ち売りする姿を目にすることができます。
子どもたちの夢の遊び場「人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーション868」
JR肥薩線の人吉駅とくま川鉄道の人吉温泉駅の近くにある「人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーション868」は2015年にオープンしたばかりの新スポット。
木をふんだんに使った建物のなかに、外につながるミニトレインの線路が敷かれています。ちゃんと踏切があって、列車が来たら開閉するんですよ!
小さなお友達でも安心して遊べるボールプールや木のおもちゃがいろいろ用意されていて、入場無料はうれしいですね(ミニトレインなど一部遊具は有料)。
熊本県の人吉は家族みんなにうれしい旅行先
このようにいろいろな見どころがある人吉は
- 電車大好き!乗りもの大好き!な子どもたち
- おいしい駅弁と焼酎で一杯やりたいパパ
- 温泉にのんびり浸かってきれいになりたいママ
- 落ち着いた小京都の風情に癒されたいおじいちゃん、おばあちゃん
家族みんなにうれしい旅行先と言えそうです。
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観光列車「田園シンフォニー」ってどんな列車?
「田園シンフォニー」の基本情報
- 運行会社: くま川鉄道
- 運行区間: 人吉温泉から湯前への一方向のみ
- 運行日・本数: 毎週土、日、祝日 各日1便(人吉温泉発・湯前行き)のみ運行
- 所要時間: 1時間25分
- 運賃
区分 | 片道 | 往復 |
大人(中学生以上) | 2500円 | 3000円 |
小人(小学生以上) | 1650円 | 1900円 |
幼児 ※座席不要の場合は無料 | 1650円(※) | 1900円(※) |
5つの季節を表現した「田園シンフォニー」の車両
田園シンフォニーは、JR九州の観光列車「ゆふいんの森」や「ななつ星 in 九州」などで有名な水戸岡鋭治さんがデザインした、木のぬくもりあふれるモダンな列車です。車両は全部で5両あり、車両ごとに季節を表す「春」「夏」「秋」「冬」と「白」(白秋)というテーマが与えられています。通常はこのうちの2~3両編成で運行されることが多いようです。
コンセプトはベートーベンの交響曲「田園」
くま川鉄道沿線に広がる風景は、ベートーベンの有名な交響曲(シンフォニー)第6番「田園」の世界そのもの。運行中はBGMとして「田園」が絶え間なく流れているのですが、下の写真を見てもらえばわかる通り、音にもしっかりこだわっています。
観光列車「田園シンフォニー」の運行日と利用料金
運行区間はJR肥薩線・人吉駅に隣接する人吉温泉駅から湯前(ゆのまえ)駅までのくま川鉄道全線で、およそ1時間半かけて走ります。運行日は原則として土曜、日曜と祝日で、全車指定席となっています。
車内で食事が提供されるグルメ列車ではありませんが、途中駅でおもてなしがあったり、ビューポイントでは徐行運転で景色をゆっくり楽しめるなど、観光列車らしい特典が用意されています。
観光列車「田園シンフォニー」の予約方法
電話予約
くま川鉄道の予約センターに電話してください。
私も乗車数日前にくま川鉄道に電話を掛けて予約しましたが、丁寧な対応で行く前から楽しみになりました。
チケットの購入は乗車当日でいいとのことで、発車10分前までにくま鉄ゲストハウスに来るように説明がありました。
くま鉄ゲストハウスではクレジットカード決済もできました。
じゃらんnetでネット予約
下記のリンクからネット予約ができます(じゃらんnetに会員登録が必要です)。
1日乗車券 往復 大人3,200円/小人2,050円(※座席が不要のお子様は無料となります)
通常料金よりも割増し料金となっているので、特別な事情がなければ電話予約をおすすめします。
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私たち家族の「田園シンフォニー」乗車体験記
クルマで人吉駅に到着
大阪から鹿児島の実家に帰省していた夏休みに、おじいちゃんおばあちゃんを誘って「田園シンフォニー」を乗りに出かけました。同行したのは私たち家族4人(娘2人)と私の妹、おじいちゃん、おばあちゃんの7人です。
人吉まではクルマ2台に分乗して行ったのですが、人吉駅の駅前に広いコインパーキング(97台収容、60分100円、24時間最大500円)があるので便利です。
到着したのは朝10時。「田園シンフォニー」の発車時刻まで時間があるので、駐車場の奥にある「人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーション868」へ。
ちょっとのぞくだけのつもりでしたが、いろんな遊具があって子どもたちは大興奮!
「おいおい、今日のメインはここじゃないんだけど。」ということで、「帰りにまた来ようね~」と言い聞かせて人吉温泉駅へ移動しました。
人吉といえば駅弁は外せない
列車に乗る前にやっておかないといけないことが2つあります。
ひとつは列車のチケットを受け取ること。もうひとつはお昼ごはんの駅弁を買うことです。
田園シンフォニーの始発駅がある人吉(くま川鉄道の駅名は人吉温泉駅)は駅弁が有名です。
TBS系のバラエティー番組「マツコの知らない世界」の2015年8月4日放送「駅弁の世界」に、人吉駅で駅弁の立ち売りをされている菖蒲豊實(しょうぶとよみ)さんが登場したこともあって、一般にも認知されるようになりました。
「人吉駅弁やまぐち」の店舗前にある自動販売機には菖蒲さんのお写真が。実はこの方、人吉駅弁やまぐちの社長でいらっしゃるのですね。
田園シンフォニーの運行ダイヤは、人吉温泉駅11時11分発→湯前駅12時05分着(2016年8月時点の運行ダイヤ)なのでちょうどお昼どきになります。これはもう駅弁を買うしかないでしょう!
残念ながら、くま川鉄道のホームや列車内では駅弁の販売がないので、あらかじめ駅前の店舗で買うことにします。お店に入るとたくさんの種類の駅弁が並んでいて、名物の「栗めし」の他にも「鮎寿司」「かしわめし」など、どれもおいしそう! 大いに迷います。
いわゆる駅弁ではない普通のお弁当やサンドイッチもたくさんの種類があって、おねだんも安かったりします。駅弁の肩書きにこだわらなければこちらのほうがおトクです。
で、結局なにを買ったのかというと・・・ それはのちほど。
人吉温泉駅のホームに「田園」が鳴り響く
JR人吉駅の駅舎と人吉駅弁やまぐちの大きな建物のあいだに挟まれるようにして、「くま鉄ゲストハウス・くまたび」があります。ここでチケットを購入してホームへ向かいます。
跨線橋を渡って、真夏の日差しが照り付ける人吉温泉駅のホームに降りる前から、ベートーベンの交響曲「田園」の調べが聴こえてきました。耳なじみのある第一楽章の旋律が心地よく響きます。
車庫から出庫してきた2両編成の列車がゆっくりとホームに入線してきました。今日は湯前方に鮮やかなブルーの車体の「夏」、人吉温泉方に「白」の2両編成です。私たちの指定席は「夏」車両でした。
扉が開くとさっそく中へ。冷房の効いた車内がなによりうれしい。美しい木の内装が清涼感を増します。
ホームには私たち家族以外の乗客がまばらだったので、今日はガラガラなのかな?と思ったのですが、発車が近づくにつれて車内はにぎやかになってきました。
発車を待ちきれずに「いただきま~す!」(笑)
列車はもうすぐ発車ですが、子供たちはお弁当が待ち切れない様子。もちろん私も(笑)。
ということでさっそく弁当の包みを開けます。
2歳になったばかりの我が子が持参したおはしで器用に食べてました。これは駅弁じゃなくて普通のお弁当。
さきほど迷いに迷って買ったのは定番の「栗めし」。迷ったときは基本に帰るのが一番かなと。その判断は正解でした。
お味はさすが「横綱の貫禄」を感じさせるもので、シンプルでありながらしっかりと滋味のある炊き込みご飯と食べごたえのある大粒の栗。冷めていても「まいう~」(死語?)でした。
ちなみに子供には「山彦かしわめし」を買いました。くまモンの容器にひかれて選んだのですが、中身はこれまた絶品。分け合いっこして味見したのですが、人吉駅弁のレベルの高さを思い知らされました。
出発進行!発車直後のかわいいおもてなし
いよいよ出発。人吉温泉駅のホーム上で職員のみなさんが手を振ってお見送り。車内の私たちも大きく手を振って応えます。
発車してまもなくアテンダントさんがウェルカムキャンディーを配ってくれました。キャンディー好きの子供たちは大喜び!
色紙で手包みしているのが味があっていい感じです。
ソファー席に記念撮影用のボードと制帽が用意されていました。ということで…
帽子をかぶってうれしそう♪
無人駅でおもてなし隊の歓迎に感激!
定刻に発車したこの列車は、全車指定席であるものの普通列車として各駅に停車していきます。
2つ目の停車駅、川村駅はひさし付きのベンチがあるだけのただの無人駅、のはずですが、ホーム上には大勢の人の姿が!今日はこの駅で「おもてなし隊」が待ち構えていたのです。
私たちも子どもたちを引き連れてホームに降ります。なんだかよくわからないけどお祭り騒ぎの様子に子どもたちのテンションも上がりっぱなし。
ここでは人吉名産の緑茶が振る舞われました。よく冷えた濃いお茶で、頭がシャキッとします。提供は、この近くで製茶業をしている「お茶のおおば(緑茶園)」さんだそうです。
小さなひさしの下には即席のお店が開店してました。そこには名誉駅長さんの姿も。
停車時間は3分ほどだったでしょうか。写真を撮っているあいだに発車を告げる鐘が打ち鳴らされました。もう少し時間があれば、記念に何か買えたかもしれないのになあ。それがちょっと心残りでした。
日本三大急流・球磨川を愛でる
川村駅を出てしばらくすると、見どころのひとつである球磨川第4橋梁を渡ります。球磨川の流れをじっくり眺められるように列車は徐行運転です。
日本三大急流の一つに数えられる球磨川ですが、この辺りは川幅が広くて流れも比較的ゆるやかに見えます。
キラキラと輝く水面(みなも)。川の中にはアユ釣りでしょうか。長い竿を抱えた釣り人の姿が何人も見えます。私は釣りの趣味はありませんが、こういう光景を見ると、きっと楽しいんだろうなあと憧れます。
ソファー席に立って球磨川を眺めている子どもたち♪
鉄橋を渡り終えると、いよいよ田園風景が車窓いっぱいに広がりました。
おかどめ幸福駅で幸せの鈴を鳴らそう!
北海道にあった国鉄広尾線・幸福駅が廃止されたのは1987年のことですから、もう30年にもなります。それでも幸福駅は今なお観光地としてにぎわっています。「たかが駅名」ですが、人を引き寄せる強い力があるんですね。
現役の駅で「幸福」と付くのはここ「おかどめ幸福駅」だけだそうです。駅名の由来ですが、近くにある「岡留熊野座神社」が「幸福神社」と呼ばれているからとのこと。
この駅も無人駅なのですが、駅舎の入口に「幸福祈願鈴」があって、格好の記念撮影スポットになっています。ということで田園シンフォニーも少し長めに3分ほど停車します。
家族みんなの幸福を祈願して、子どもたちと一緒に鈴を鳴らしました。
おかどめ幸福駅を発車後、「あれ、そういえば記念切符とか売ってなかったなあ。」と思っていたら、アテンダントさんから車内販売のアナウンスが。
記念切符は2種類あって、ひとつ目はかわいらしいハート形の台紙にセットされたきっぷ。
もうひとつは、やっぱりここでも登場! 子どもたちに大人気「くまモン」台紙。どちらも捨てがたいので両方購入しました。おねだんは、あさぎり駅からおかどめ幸福ゆきの乗車券と台紙代込みで各240円です。
多良木駅でブルートレインとすれ違い!?
なんだか懐かしい車窓風景だなあ…。って、なにこれ!?
見まごうことなき寝台特急はやぶさのヘッドマーク。
これは多良木駅のそばにある宿泊施設「ブルートレインたらぎ」として余生を送っている14系客車。実際に熊本~東京間を走っていた本物です。
ああ、近くで見たい!泊まりたい! これはまたぜひ来たいなあ。
寝台列車が懐かしいパパだけでなく、寝台列車を知らない子どもたちも乗せてあげたいですね。
宿泊予約はこちらからできます → ブルートレインたらぎ(じゃらん.netのページが開きます)
広大な田んぼの緑、意外と広い人吉盆地
車窓にはいつまでも田園風景が続きます。意外にも平地が広くて、鉄路も概ね一直線に延びています。
ハート形のつり輪がかわいい。窓の外は一面の緑。
はしゃぎ疲れた子どもたちは、広いソファー席でゴロン。たまたま空いていたこともありますが、都会の電車の中ではこんなことできないよね。
終点・湯前はまんがの里
1時間弱の乗車ののち、終着の湯前駅に到着。観光列車「田園シンフォニー」としての運行はここまでです。
「荷物は車内に置いといていいですよ。貴重品だけはお持ちくださいね。」と、女性乗務員が声をかけていきます。
それならばと、荷物を抱えて「白」車両へお引越し。「夏」車両とはまた違った内装で雰囲気が変わります。
折り返しの発車まで40分ほど時間があるので、車内に荷物を置いて駅前を散歩することに。といっても子ども連れでそんなに遠くへはいけないので、駅に隣接する特産品販売所をのぞいてみました。駅弁でお腹いっぱいですが、子供たちのためにアイスクリームを買っちゃいました。
特産品販売所と同じ並びにある「湯前まんが図書館」には、コミック本がずらりと並んだ本棚と、著名漫画家のサイン色紙がいくつも飾られています。駅のすぐ近くにある「湯前まんが美術館」とともに、湯前から漫画文化の魅力を発信しているそうです。
湯前駅から人吉温泉駅へ・帰りの列車で余韻に浸る
湯前駅12時49分発の人吉温泉行きは、往路と同じ車両で折り返し発車しました。帰りのこの列車は観光列車ではなく通常の定期運行の普通列車です。
なので、駅ごとに地元の人たちや下校する高校生たちが乗り込んできます。こんなおしゃれな列車で通学する日常って、素敵ですねー。
子どもたちは湯前駅で買ったアイスクリームを食べてよろこんでいたのもつかの間、再びおやすみモードに。大人たちも列車に揺られてウトウトいい気持ちです。
さっき、おもてなし隊や乗客たちでごった返した川村駅も平常の静かな姿を取り戻していました。この駅で乗る客も降りる客もなく、列車のドアが閉じられました。
13時35分、人吉温泉駅に到着。往復2時間半ほどの小さな旅は、幸福感満載のとても贅沢な時間でした。
観光列車「田園シンフォニー」が家族旅行におすすめの理由
以上のように「田園シンフォニー」は家族旅行でとても楽しい列車でした。おすすめのポイントをまとめておきます。
- 人吉駅前に広い駐車場があるのでクルマでアクセスできる
- 人吉駅のそばに「人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーション868」がある
- 人吉駅では種類豊富なおいしい駅弁が買える
- 「ななつ星 in 九州」の水戸岡鋭治さんデザインのおしゃれな列車に乗れる
- 大きなテーブルがあるボックス席やソファー席でくつろげる
- 車内アテンダントによる観光案内やグッス販売がある
- 道中の至る所でおもてなしや途中下車が楽しめる
この旅のまとめ
熊本・人吉を走るローカル線=くま川鉄道の観光列車「田園シンフォニー」は、ベートーベンの交響曲「田園」をテーマに「ななつ星 in 九州」の水戸岡鋭治さんがデザインしたおしゃれな列車です。沿線ではさまざまなおもてなしが待ち受けており、大人はもちろん、小さな子どもたちも飽きさせません。片道1時間半という適度な距離感も良いポイントです。「田園シンフォニー」で、人吉の美しい田園風景を眺めに出かけてみませんか。
今回の利用情報
- 乗車日:2016年8月12日(金曜日)
- 乗車経路:人吉温泉 11:11発-(田園シンフォニー)→湯前 12:05/12:49-(普通列車 12D)→人吉温泉 13:35
気動車の運転体験ができるツアーもあります
このほか、くま川鉄道では気動車の運転体験会が不定期に開催されています。
5歳以上12歳未満のお子さんは、保護者同伴のうえで体験できます。
大手旅行会社のツアーとセットになった運転体験会もありますので、興味がある人は「クラブツーリズム 鉄道の旅」のページをチェックしてみてください。