格安きっぷが全然ない、乗り鉄泣かせの東海道新幹線。
どうすれば安く乗れるのか、数少ない選択肢を検討してみました。
東海道新幹線に割引価格で乗る方法
エクスプレス予約会員になる
JR東海のエクスプレス予約会員になると、最大で通常より20%程度安く乗れます。
「のぞみ」指定席を通常期に利用の場合、新大阪から東京までの運賃は14,720円です。
エクスプレス予約を利用すると、乗車当日の予約でも14,230円になります。490円安くなりますが、魅力に欠けます。
もっとお得にしたければ、早期予約で割引率がアップする「EX早得」があります。
最も割引が大きい「EX早特28ワイド」を利用すれば、12,240円になります。約17%オフです。
ただし、予約の変更ができないなどの制限があるため、利用条件をよく確認してください。
プラットこだまを利用する
JR東海ツアーズが提供する「プラットこだま」は、こだま号が安くなる企画商品です。
こだま号限定のため、のぞみ、ひかりは乗れません。
こだまで東京-新大阪の移動は約4時間かかります。遅いと感じるかもしれませんが、高速バスより速くて快適ですし、格安航空を使うより都心へのアクセスは便利なので、トータル時間はこだまのほうが早いこともあるでしょう。
時間に余裕があるなら、おすすめの方法です。
ジパング倶楽部を利用する
ジパング倶楽部は、男性満65歳以上、女性満60歳以上の方を対象とした旅行クラブです。
JR線を片道、往復、連続で201km以上利用する場合、各種きっぷを2割引から3割引きで購入できるため、旅行好きシニアに人気のサービスです。
ただし、利用が集中する年末年始、ゴールデンウィーク、お盆の時期(4月27日~5月6日、8月10日~19日、12月28日~翌年1月6日)は利用できません。
しかも、新幹線「のぞみ」「みずほ」は割引対象外です。東海道新幹線は「ひかり」と「こだま」を利用しましょう。
旅行会社のセットプランを利用する
旅行会社が提供する新幹線とホテルがセットになったプランは、トータルで見ると料金が安くなる場合があります。
ダイナミックパッケージなどの名称で、ネットでカンタンに予約できます。
ただし、このようなプランで設定されているホテルはやや高額なところが多いです。なので、とにかく安さを求めるならば、予算に合うホテルを自分で予約する方が、じつは安かったりします。
別の問題点として、セットプランで乗れる新幹線列車が、特定の時間帯のみということは良くあります。
希望する時間帯の列車が選べなかったり、追加料金がかかったりすることも。
セットプランなら安いに違いないと盲信せず、しっかり比較検討しましょう。
じっくり調べてる時間がないとか、ちょっぴりゼイタクな旅がしたいときには遠回りせずに、セットプランをサクッと予約するといいですね。
まとめ
東海道新幹線を安く乗る方法を、思いつく限り書き出してみました。
でも、超格安と言える決定打はないのが実情です。
こんないい方法がある!という方は、ぜひ教えてください。