本日はお得なきっぷのご紹介。JR東日本が発売している「キュンパス」をご存知ですか? ネットニュースで流れていたので、知ってる人が多いかもしれません。
利用開始期間が近づいてきたので、その概要や使い方についてご紹介します。
キュンパスは正式名称を「旅せよ平日!JR東日本たびキュン 早割パス」と言います。
長いので、略して「キュンパス」。
JR東日本の全線と一部の第三セクターの路線が乗り放題になります。普通列車はもちろん、新幹線・在来線特急の自由席も乗り放題です。さらに、指定席も2回まで利用可能です。
有効期間は1日。料金は大人も子供も共通で1万円です。
利用期間はバレンタインデーの2月14日から、ホワイトデーの3月14日まで。平日限定となっており、土日祝日は利用できません。
購入のネックになるのが販売期間です。利用日の一か月前から14日前までに購入しなければなりません。旅行直前には買えないので、早めの計画が必要です。
「えきねっと」で購入できるため、全国どこからでも購入可能です。ただし、チケットレスではないため、利用前にJR東日本の駅窓口か指定席券売機で発券したうえでご利用ください。
販売枚数の制限はないため、慌てて買う必要はありません。
どれくらいお得なのか、他の企画きっぷと比較してみました。
50歳以上の会員が購入できる「大人の休日倶楽部パス」は、JR東日本全線の新幹線・在来線特急の自由席を4日間も利用できて15,270円です。1日あたりの料金は4千円弱という驚異的なパフォーマンスのため、キュンパスが割高に見えてしまいます。
しかし、2月に大人の休日倶楽部パスの発売はないため、冬の旅をお得に楽しみたいならキュンパスを選んで損はありません。
年齢制限がないお得なきっぷとして、JR東日本の「週末パス」があります。このきっぷは、北東北がエリアに含まれない点はキュンパスに劣りますが、通年、毎週末利用できるのはありがたいです。
利用条件は、土日祝の連続2日間、普通・快速列車が乗り放題で8,880円。一日当たり約4,500円ですね。
新幹線と特急は別途料金券が必要ですが、週末パスを乗車券として利用できます。
遠くへ行くと特急料金が高くなるため、近場の旅行におすすめです。
キュンパスを利用すると、JR東日本の提携先のお店やホテルで様々な特典が得られます。
駅のコンビニ「NewDays」では、アプリクーポンで15%オフの特典があります。お弁当や飲み物を買うのに利用機会が多いので、とても使えるサービスです。
キュンパス モデルコース
日帰りで、思いっきり乗りテツを楽しむプランを考えてみました。
コストパフォーマンスが高くなる秋田新幹線と東北新幹線をつかって、できるだけ長距離を乗れるコースにしました。
通常料金だと37,060円のところ、キュンパスなら1万円でOK。
新幹線「こまち」と「はやぶさ」は全席指定席ですが、キュンパスで2回まで指定席を利用できるため、ちゃんと座って利用できますよ!
出発時刻を早くしたり、到着時刻が遅くなっても良ければ、どこかで途中下車してみるのも面白そうです。
ただし、大雪などでダイヤが乱れると帰って来れなくなる可能性があります。あらかじめ余裕あるプランにしておくと安心です。
3月になると、春の青春18きっぷが利用できます。キュンパスと組み合わせて、2日間以上の旅をリーズナブルに楽しむのもいいでしょう。
キュンパス まとめ
キュンパスは平日に特化したお得なきっぷです。14日前までの購入が必要ですが、えきねっとで買えるため、早めに計画して出かけましょう!
ただし、他の企画きっぷと比較すると、必ずしもお得ではないことがあります。ご利用の際には、自身の予定や条件に合ったものを選ぶと良いでしょう。JR東日本エリアを思いっきり楽しめる「キュンパス」を上手に活用してみてください。
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