名松線の未成区間 名張-伊勢奥津 をバスでつなぐ旅|2023年4月9日

名松線の”名”は名張を指している、というのは鉄道ファンであればよくご存じでしょう。

伊勢奥津で終点となっている名松線は、本来は名張まで敷かれる計画でした。しかし、現在の近鉄大阪線が先に開通し、建設の意義が薄れたことから、伊勢奥津ー名張の鉄路は幻となりました。

この鉄道空白区間を、桜シーズン限定で運行される臨時バスでつなぐ旅を企画・実行しました。

途中にある名所、三多気の桜も見物する観光ツアーをお楽しみください!

これから行かれる方の参考になるよう、ツアーの詳細をレポートします。

目次

名松線の未成区間をバスでつなぐ旅 旅程表

実行日 2023年4月9日(日曜日)

JR線は青春18きっぷを利用。

■大阪
|  大阪環状線西九条方面大和路快速(奈良行)
|  07:40-08:18[38分]
◇王寺 [乗換15分]
|  和歌山線(奈良行)
|  08:33-09:05[32分]
◇桜井(奈良) [乗換13分]
|  近鉄大阪線急行(伊勢中川行)
|  09:18-09:47[29分] 590円
■名張
| 三重交通バス
| 10:10-11:04  950円
■敷津
| 津市コミュニティバス(臨時便)
| 11:08-11:13  200円
■杉平 ⇒ 三多気の桜を見物
| 津市コミュニティバス(臨時便)
| 12:40-12:50  200円
■伊勢奥津
|  名松線(松阪行)
|  13:06-14:30[84分]
◇松阪 [乗換4分]
|  紀勢本線(東海)(亀山行)
|  14:34-15:42[68分]
◇亀山(三重) [乗換29分]
|  関西本線(西日本)(加茂行)
|  16:11-16:36[25分]
◇柘植 [乗換10分]
|  草津線(京都行)
|  16:46-17:33[47分]
◇草津(滋賀) [乗換18分]
|  琵琶湖線新快速(播州赤穂行)
|  17:51-18:12[21分]
■京都

津市コミュニティバス(臨時便)は桜シーズンの土休日に運行されます。運行日と時刻表はこちらをご覧ください。

レッ津ゴー旅ガイド
三多気の桜 (みたけのさくら)|レッ津ゴー旅ガイド 令和5年の「桜まつり」は中止いたします

記載の時刻、料金等は2023年4月時点のものです。

下図の青線は、名張ー伊勢奥津のバスルート概要です(正確な経路ではありません)。

モデルコース(イベントレポート)

乗りテツ旅行会メンバー6名で行ってきました!

【スタート】名張駅前 10時10分発車

名張駅西口に三重交通バスのターミナルがあります。

名張駅前から敷津までは定期便が運行されているため、これを利用します。

まばらな客を乗せて出発。

バスの車窓風景。主役は桜から新緑へ変わりつつあります。

桜の見ごろは過ぎたものの、場所によっては頑張って咲いているところも。

バスは名張川に沿う国道をゆっくり進んでいく。制限速度を守っているだけだが、後続車にどんどん抜かされる。

名松線が計画通りに建設されていたら、きっとこの川沿いをコトコト走っていたに違いない。

小さな集落で降りる客がちらほらいて、沿線利用者がちゃんといることがわかった。

敷津バス停 11時04分着/11時08分発

終点・敷津(しきつ)に到着。

運賃950円。交通系ICカードが使えるのはやっぱり便利。

ここで津市コミュニティバスに乗り換えるのですが・・・

バス停が20メートル離れているので少しだけ移動。

小型バスが2台連なってやってきた。いや、そんなに利用客いませんが・・・。

前のバスに、我々と別の、鉄道ファンと思しき2人が乗り込んだ。

せっかくなので、2台目のバスに乗車。

車内には乗りテツ旅行会の6人だけ。まさに貸切状態でした。

杉平バス停 11時13分着

三多気の桜を見物するため、最寄りの杉平バス停で下車。

運賃200円。こちらは現金のみの取り扱い。

三多気(みたけ)の桜は、さくら名所100選のひとつです。

急な坂道を30分くらい登っていくと・・・

桜並木を抜けた先に、かやぶき屋根の民家があります(桜は散ってましたが…)。

あぁ、この桜が満開だったらなあ~

このあたりは伊勢茶の産地で、茶葉の売店もありました。

山道をさらに登っていくと、真福院というお寺に到着します。

杉平バス停から45分かかりました。40分後のバスに乗るため、急いで坂を下ります(汗;

杉平バス停 12時40分発

くだりはラクチンですが、膝が笑いそう。12時30分にバス停に到着。

定刻通り、さっきと同じバスが2台やってきました。

今度も2台目のバスへ。そして乗客は我々だけ。

伊勢奥津駅 12時50分着/13時06分発

伊勢奥津駅に到着。ローカル路線バスの旅はここまでです。

終端部にそびえる給水塔と、しだれ桜が迎えてくれました。

駅に併設の「観光案内交流施設ひだまり」では、和菓子や名松線グッズが販売されています。他に、駅の近くに店はありません。

駅と列車をひとしきり撮影して、列車に乗り込みました。

春の青春18きっぷシーズン最後の日曜日ですが、車内はそれほど混んでません。

さすがにボックス席は埋まってましたが。

家城駅で列車交換待ち

家城駅で列車の交換待ち。ここでは今もタブレット交換が見られます。

家城駅の窓口に、「駅スタンプは設置していません 劣化のため撤去しました。申し訳ありません。」という掲示がありました。

以前はあったんですね。なんとか作り直してほしいなあ。

【ゴール】松阪駅 14時30分着

定刻通りに松阪駅に到着。旅はまだ続きますが、今回のレポートはここまでにします。

参加者の感想

「名松線の未成区間をバスでつなぐ旅」に参加した皆さんの感想を紹介します。

※ 顔アイコンはイメージであり、回答者本人とは無関係です。

三重交通バス名松線からの風景がよかった。三多気のお寺までの坂道がきつかった。(三重県・松本和之さん)

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