クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」。今までにない斬新なコンセプトと驚きの高額料金で、全国の鉄道ファンのみならず多くの人たちの関心を集めています。実際に乗るのは無理でも、 その姿を間近で見てみたい! そんな望みを叶える方法のひとつをご紹介します。
2日連続でななつ星に会える駅・隼人
超豪華列車「ななつ星 in 九州」を気軽に、ゆっくり見学するなら駅に停車中がおすすめです。運行ダイヤは専用サイトで公表されています。
一週間単位のパターンダイヤになっていて、3泊4日コースは博多を火曜出発して金曜帰着。1泊2日コースは土日の2日間。月曜はお休みです。
今回紹介する日豊本線の隼人駅には水曜日の14時20分頃に到着し、木曜の14時頃に出発する予定となっています。それにしても、鉄道のダイヤで「頃」ってどういうこと?と思うのですが・・・。
水曜から木曜までずっと隼人駅に停車しているわけではなく、鹿児島総合車両所へ引き上げて再び隼人駅に戻ってきます。私は2015年8月13日の木曜に見学に行きました。なお、見学できるのはホーム上だけで車内に入ることはできませんので、お間違いの無いように!
入場券を買って見学
隼人駅の自動券売機のところに写真のような立て札がありました。木曜は11時43分に入線して14時7分に発車するとのこと。発車の1時間前くらいに来るのかなと思っていたのですが、2時間以上も停まっているんですね。
ななつ星を見学するため160円の入場券を購入。駅の入場券を買うなんて何十年ぶりだろう。でも、ななつ星を間近で見られるならもったいないとは思わない。
いよいよご対面
改札口の向こうにピカピカと輝くななつ星号の姿が見えます。列車は改札に面した1番線ではなく3番線に停車していました。乗客が帰ってくるころに1番線に転線するそうです。
跨線橋からななつ星を俯瞰。12時半頃はギャラリーは少な目でした。
ディーゼル機関車:DF200
磨き上げられたボディーがまるで鏡のように周りの景色が映り込みます。
12時半から13時ころまで見学しましたが、ギャラリーも少なくてゆっくり写真撮影ができました。車内の様子を伺おうと、窓から目を凝らしてのぞき込んでみましたがあまりよく見えません。「有料でもいいから車内を見せてくれたらうれしいのになあ」と思いつつ、でも、だからこそ「いつの日かこの列車の乗客になりたい!」という憧れを掻き立てるのですね。
車内は見れなかったけど、大満足の列車見学でした!!