大社線廃線跡の出雲高松駅と荒茅駅を車で探訪[地図あり]【2022年5月】

乗りテツ旅行会の溝口駅長です。今回は、島根県の大社線廃線跡を紹介します。

1990年に廃止された旧国鉄・JR大社線。その終着駅である大社駅は風格ある木造駅舎が残されていて、観光名所となっています。私も大社駅だけは何度か訪ねたことがありますが、大社線の途中駅には行ったことがありませんでした。そこで、車で出雲へ来たついでに、出雲高松駅と荒茅駅の跡を探訪してきました。

目次

大社線とは

大社線は出雲市駅と大社駅を結んでいた、全長7.5km、出雲市駅を除くと3駅だけの短い路線でした。

出雲大社への参詣路線であったため、急行出雲、大社、だいせんが乗り入れていた、華やかな時代もあったそうです。

しかし、そんな「いい時代」はいつまでも続きませんでした。

観光客がバスやマイカーに流れたことで収支が悪化。赤字ローカル線のひとつに転落し、JRに移行後の1990年4月1日をもって廃止となっています。

廃線跡の多くはサイクリングロードや自動車道に転用されており、当時の線形をとどめています。

旧大社線・出雲高松駅を探訪

出雲高松駅の地図

出雲市駅の西側で山陰本線と別れて、最初の駅が出雲高松でした。

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