【3月31日 京都出発】敦賀港線 最後の日と舞鶴の軍港引込線跡を訪ねる旅《受付終了》

受付終了しました
ツアーの概要
敦賀港線(貨物線)が4月1日付けで廃止されます。
すでに休止中で列車は走りませんが、現役最後の日を見届けに行きましょう。
若桜湾沿いを走るローカル線の小浜線に乗ったり、
東舞鶴から海軍の軍港に延びていた引込線(中舞鶴線)の廃線跡も訪ねます。
歩行距離の合計は約6km、所要2時間の一般向けのコースです。
お手持ちの青春18きっぷ等で参加できる『JR運賃自己負担プラン』もあります。旅行代金が2,500円引きになります(大人5,490円、こども4,160円、幼児は同額)。
コース図
おすすめのポイントを解説します
こんな方におすすめします
まもなく地図から消える敦賀港線を訪ねる惜別ツアーです。
敦賀と舞鶴、歴史あるふたつの港町の風情を、歩いて体感しましょう!
・・・どうぞ気軽にご参加ください・・・
鉄道ガイドの多田昭彦さんが全行程同行
ベテラン添乗員であり、国内外の鉄道に精通している鉄道ガイドの多田昭彦さんが全行程に同行し、見どころをわかりやすくガイドします。
コース説明する多田氏(赤い帽子)
多田昭彦さんのプロフィール
旅行業ひと筋のキャリアで、国内外のツアー添乗で活躍されている。これまでに訪れた国は60カ国以上。添乗業務の傍ら、フリータイムを利用して乗りテツにいそしんでいるという大の鉄道ファンでもある。国内の鉄道はほぼ全線完乗。お気に入りの列車は海外に輸出された日本の中古車両で、イチオシはタイの24系客車。
北陸新幹線の工事が進む敦賀駅のいまを目撃
敦賀駅の背後にクレーンが林立しているのが見えます。
今まさに北陸新幹線建設工事の真っ最中です。
北陸本線と敦賀港線の分岐付近▲
高架橋の骨組みがまっすぐ上に伸びています。
この付近の敦賀港線の線路はすでに剥がされていて、工事車両の通路になっていました。
北陸新幹線の敦賀開業は2023年だそうです。きっと、あっという間ですね。
今しか見られない工事風景を目撃してください。
まもなく地図から消える敦賀港線にお別れしましょう
敦賀港線は北陸本線の貨物支線で、敦賀駅付近で分岐して敦賀港に至る、2.7kmの短い路線です。
開業はいまから137年前の1882年(明治15年)。
貨物輸送がメインでしたが、国際航路の船と接続する旅客列車が運行された時代もありました。
貨物需要が低迷したことから2009年3月末で運行を休止しており、需要回復の見込みがないことから2019年4月1日付けで正式に廃止されることが決まりました。
休止後、10年も列車が走っていない敦賀港線。
軌道はすでに剥がされたり分断されて、列車が走れる状態ではありません。
かつて踏切があったところは、線路をさえぎる形で柵が設置され、警報機は横倒しにして放置されています。
敦賀港駅付近の現在の様子(2019年1月8日撮影)。
貨物列車はなくなりましたが、トラックでコンテナを運ぶ「オフレールステーション」として活用されています。
貨物ヤードは草に埋もれていました。
すっかり寂れた様子ですが、地図から消える前の敦賀港線の姿を目に焼き付けようではありませんか。
旧敦賀港駅ランプ小屋を見学
敦賀港駅のそばにあるレンガ造りの建物。
ランプ小屋といい、明治のころの列車の灯火などに使われていたカンテラの油の保管庫でした。
引火物を格納するため、耐火素材のレンガを用いた頑丈な建物にする必要があったそうです。
明治末期には電気式の照明が普及したため、ランプ小屋の本来の役目は失われ、倉庫として利用されていたようです。
現在は、ランプ小屋の寄贈を受けた敦賀市が修復し、展示を整えて一般公開しています。
小屋の中には実際に使われていた灯火が並んでいて、静かに歴史を語りかけてきます。
レトロなランプ小屋で明治時代にタイムスリップしましょう!
敦賀赤レンガ倉庫の横にたたずむ急行わかさ
懐かしい「急行わかさ」のヘッドマークが凛々しいキハ28。
2018年から敦賀赤レンガ倉庫のそばで展示されています。
車内に入ることはできませんが、きれいに復元された車体をカッコよく撮影してくださいね!
旧敦賀港駅を復元した外観と展示が豊富な鉄道資料館に入館
三角屋根が特徴的なこの建物。
これは戦前、「欧亜国際連絡列車」の発着駅として開設された敦賀港駅舎を再現したものです。
建物内は鉄道資料館になっていて、敦賀の鉄道ゆかりの品々が展示されています。
国際交流の要衝として華やかだったころの敦賀港線に思いを馳せてください。
若狭湾沿いを走るローカル線・小浜線に乗車
敦賀から東舞鶴まで、若狭湾沿いを走る小浜線に乗車します。
海景色はもちろんですが、若狭富士と称されるほどきれいな円すい形の青葉山も車窓の楽しみの一つです。
風情あるローカル線の車窓をお楽しみください。
東舞鶴の軍港引込線跡を歩こう
敦賀に続いて訪れるのは、同じく港町の舞鶴です。
舞鶴は軍港の街として知られ、現在も海上自衛隊の舞鶴基地が置かれています。
ここにはかつて、中舞鶴線という軍港に延びる支線がありました。
1904年(明治37年)に軍港引き込み線として開設され、軍需物資や兵員の輸送に使われていたそうです。
戦後も貨物輸送で栄えましたが、1972年(昭和47年)に廃止されています。
廃線跡の多くは遊歩道となっており、レンガのポータルが見事な北吸トンネル(上の写真)も通ることができます。
東舞鶴駅から赤レンガパークまで、廃線跡をたどって歩きましょう!(約2km)
舞鶴赤レンガパークに残る線路跡
レンガの建物が多く残る赤レンガパーク。
この敷地内にある「まいづる智恵蔵」では、中舞鶴線に関係する展示を見ることができます。
中舞鶴線の地図。
ディーゼル機関車も展示されています。
レンガ倉庫の中を貫く線路。ちょっと見てみたくないですか?
鉄道以外にも見ごたえのある展示が多数あり、お土産物などのショップも併設されています。
赤レンガパーク近くの岸壁から海上自衛隊の艦船を見ることができ、ミリタリーファンでなくてもおもしろいと思います。
見どころいっぱいの赤レンガパークでフリータイムをお楽しみください。
懇親会もあるよ(自由参加)
ツアー解散後に懇親会をするのが恒例になりつつあるので、あらかじめ告知しておきます(笑)。
解散後、有志にて懇親会を予定しています。お時間があれば、鉄道ガイドと一緒に鉄道話で盛り上がりましょう!(会費は各自負担。都合により中止する場合がございます)。
自由参加ですので、当日、もし都合が良ければご参加ください。
当ツアー参加者だけのお楽しみ特典
参加証授与
全行程を無事に終えた方には「参加証」を授与します。
▲参加証のイメージです
おまけ☆スナップ写真プレゼント
旅の途中で撮影したスナップ写真を、参加者だけが見られるオンラインアルバムで提供します。
参加者は無料でダウンロードできます(ファイル形式:JPEG)。
状況によってはあまり撮影できないこともあります。あくまでおまけということでご理解ください。
過去の廃線跡ツアーのひとコマ。写真中央が主催者の溝口。
ツアーのくわしいご案内
お知らせ
乗りテツねっとの溝口光徳は、京都の旅行業者である「萬転(まんてん)」と業務委託契約を締結し、萬転の外務員として旅行業務の取り扱いを行ないます。当旅行は、萬転の募集型企画旅行として販売、催行されます。
出発日
2019年3月31日(日)
集合場所・集合時間
JR京都駅中央口に午前8時00分集合
京都タワー側の改札口です。
行程表
※鉄道はすべて普通列車自由席です。
※参加者には詳しいご案内メールを差し上げます。
旅行代金(通常プラン)
お一人様 7,990円
こども(6歳以上12歳未満):6,660円
幼児(6歳未満):600円
お手持ちの青春18きっぷ等で参加できる『JR運賃自己負担プラン』もあります。旅行代金が2,500円引きになります(大人5,490円、こども4,160円、幼児は同額)。
募集期限
2019年3月26日(火)
最少催行人員
8名
その他のご案内
添乗員
鉄道大好きツアーコンダクターの多田昭彦が同行します。
日本国内はもとより、海外の鉄道にも精通していますので、旅のよもやま話をいろいろ聞いてみてくださいね。
多田と溝口のコンビで皆さまをご案内いたします。
(やむを得ない事情でどちらか1名になる場合がございます)
企画担当者
乗りテツねっと代表/大回り乗車ガイド
溝口光徳(みぞぐちみつのり)
2004年にJR全線完全乗車を達成した「乗り鉄」。鉄道旅の楽しさを多くの人に知ってもらおうと「JR大回り乗車」を入口として鉄道旅のノウハウを提供。2018年から鉄道ツアーの企画・催行を行なっている。
2017年、豪華寝台列車・トワイライトエクスプレス瑞風に乗車。同年、台湾を初訪問して台鉄(国鉄)および高鐵(台湾新幹線)の全線を完乗した。鉄道好きの子どもたちや鉄道模型ファンの交流の場として「鉄道模型で遊ぼう会」というイベントを大阪でほぼ毎月開催し、好評をいただいている。
保有資格:総合旅行業務取扱管理者、国内旅程管理主任者
お客様の声
過去のツアーの様子をご紹介します。お客様の感想もありますので参考にしてください。
よくある質問
特に鉄道好きではないのですが、参加しても大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。
熱心な鉄道ファンの方もいらっしゃいますが、列車に揺られる旅が好き、車窓を眺めるのが好きといった理由で参加される方も多いです。
ふだん鉄道を使わない方ほど、新しい発見があって楽しんでいただけると思います。
一人で参加しても大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。
これまでの傾向として、参加者の7割以上がおひとりで参加されています。
比率としては男性が多いですが、女性のひとり参加も増えています。
高齢ですが、参加しても大丈夫ですか?
さまざまな状況が考えられるため一概には言えませんが、70歳以上の方も元気にご参加いただいています。
長時間の移動になりますので、ご自身の体調を考慮して参加可能かご判断ください。
配慮が必要な事柄や、旅行に際して心配ごとがございましたら、事前にお問い合わせください。
当方で用意可能な範囲内で、できる限りのサポートをさせていただきます。
お問合せ先
ご不明な点、旅行に当たっての心配ごと、配慮が必要なこと、その他がございましたら、こちらからお問合せください。
ご予約はこちら
[予約ページを開く]の赤いボタンを押して、画面に表示された手順に従って操作してください。
お手持ちの青春18きっぷ等で参加される場合は、プラン選択で【JR運賃自己負担プラン】をお選びください。
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