2019年3月に高野山ケーブルカーがリニューアルするのに合わせて、『特急こうやで行く!高野山ケーブルカーと森林鉄道跡ハイキング』というツアーを催行しました。高野山駅では運行再開記念イベントがあり、和歌山名産の梅酒の飲み比べもできました。秘境駅で下車したり廃線跡をハイキングしたりと、いろいろ楽しかったツアーの模様をレポートします。
乗りテツねっと旅倶楽部・添乗員ツアーレポート
南海特急『こうや』で出発!
難波から極楽橋へ、特急こうやで快適な移動です。
座席はもちろん先頭車。
前面展望を楽しめる最前列は、鉄っちゃんじゃなくても気分が上がります!
終着の極楽橋駅は祝賀ムードで華やかでした。
54年ぶりの新型ケーブルカーの乗り心地を体験
これが54年ぶりに入れ替えられた新型のケーブルカー。
赤いボディーとビビッドな黄色いラインが鮮やかです。
スイス製の車両で、険しい山道をトレーラーで運び上げたそうです。
見た目は60度近い急傾斜に思えるのですが、実際は最大29.21度(568.2パーミル)だそうです。
5分で山上の高野山駅に到着です。
高野山駅は運行再開記念イベントで盛り上がってました
駅前でイベントが行われていて、記念品の缶バッジなどが配られていました。
和歌山といえば梅が有名。ということで、梅酒のふるまいもありました。
見たことのない銘柄がたくさんあって迷いそうですが、全部試してもオッケーということで、全種類を飲み比べたツワモノもいました(笑)
他の観光客はバスに乗り換えて高野山の寺院へ向かいますが、乗りテツご一行はトンボ返りで極楽橋へ戻りました。
極楽橋駅にて記念撮影
鉄道ガイドの多田昭彦さん。
主催者の溝口(筆者)。
秘境駅の紀伊神谷駅で下車して廃校へ
一日の乗降客数わずか10名の紀伊神谷駅に、乗りテツご一行15名が下車しました。
ということで、ホームの上で記念撮影。
木立に囲まれた駅舎。
駅を出て急坂を登った先に廃校となった旧白藤小学校がありました。
中には入れませんが、窓からのぞくと木造校舎の懐かしい雰囲気が感じられました。
高野山森林鉄道のトロッコ道跡をハイキング
高野線の上古沢駅から九度山駅まで約8kmの廃線跡ハイキング。
杉木立のあいだを抜けます。
筆者を含め、花粉症に悩まされている参加者が多かったですが、街中にいるよりもマシだと言ってました。
高野線の中古沢橋梁。
旧餘部鉄橋と同じトレッスル橋ということで、参加の皆さんにぜひ見てもらいたかった橋です。
通過する列車を見送ることもできました。
いまも使われているトロッコ道跡の隧道を通ります。
奥の頭上に架かっているのはトロッコの橋梁跡です。
参加者も興味津々で熱心に写真を撮っていました。
トロッコの切通し跡。
ゆるやかなカーブがそれっぽく見えます。
高野下駅で小休止。
高野線の丹生川橋梁をバックに記念撮影。
ゴールまであと少し!
ゴールの九度山駅。
真田の六文銭をあしらったのれんが掛けられていました。
日帰りツアーの懇親会が大盛況
難波駅到着でツアーは無事終了しましたが、「飲みたい」参加者と鉄道ガイドは居酒屋へ。
ガイドと合わせて12名も懇親会に参加していただきました(写真撮り忘れた…)。
ハイキングで消費したカロリーを一瞬で回復しました!(爆)
参加者の声
[surfing_su_box_ex title=”大阪府・N様(女性)” box_color=”#00711e”]写真ありがとうございました。皆さん、ほんと楽しそうですね!
今回の旅は、新型のケーブルカー乗車や、秘境駅探索、廃線跡ハイキングなど、お天気も良く、盛りだくさんの企画で本当に楽しかったです。
特に秘境駅、前からぜひ行ってみたかったので満足してます。[/surfing_su_box_ex]
[surfing_su_box_ex title=”大阪府・S様(男性)” box_color=”#00711e”]先日はありがとうございました。最初に参加しました奈良の4つの廃線跡も併せて、楽しかったです。
純粋に探求心を満たすのでしたら一人でも楽しめますが、様々な方々が、自分では気がつかないところに興味を示される新鮮さがあります。一人では見過ごすようなところも誰かが気づいたりするのは面白いものです。
また、多田さんの地元のオジさん声がけはいつも感心します。警戒されずにお話を聞けるのは、技術もあることながら人柄ですね。
乗りテツなのに歩きテツなところが面白いです。[/surfing_su_box_ex]
[surfing_su_box_ex title=”奈良県・K様(男性)” box_color=”#00711e”]昨日は楽しいツアーありがとうございました。また、懇親会も楽しく過ごさせていただき大変満足いたしました。また、次も参加させていただきたく、日程調整中です。[/surfing_su_box_ex]
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